事業紹介
イントロダクション
「デザイン」とは?
デザインはただ単に「かっこいい」「かわいい」ものを目指すわけではありません。
なぜならすべてのモノには目的があり、目的に合った「適切な姿」をしていることこそが重要だからです。
デザインは物事に対して心理的、生理的、機能的…あらゆる側面において適切な姿を与える行為だと私たちは考えます。
ネジ、産業用機械、車止めといった一般的に見た目は二の次と思われているものにもやはり「適切な姿」があり、これらもまた立派なデザイン対象なのです。
ユーザーの気持ちを汲む
私たちがお店で商品を買うとき、その商品のデザインについて背景やコンセプトといったことに思いを巡らせるでしょうか?多くの人はなんとなく好ましいものを選ぶでしょう。
デザインは究極的には主観で判断されるものです。
もちろん作り手はそのデザインの良さを説明ができることが必要不可欠ですが、それは徹底的に対象ユーザーに好まれるか?という視点でなければなりません。
そして重要なのは、対象ユーザーの好みは必ずしも私たちやクライアント様など作り手の好みと一致しないということです。
作り手の主観で考えるのではなく、ユーザーの主観を汲み取る努力が必要です。
デザインの決め方
デザインを提案されたものの、どの案が最も優れているのかわからないという場面が多々あります。
私たちは常に上に書いたことを念頭においてデザインし、プロジェクト全体を通して自然と最良の案に到達できるよう丁寧なご説明を心がけ意識の共有を図っております。
したがって、初期段階から意思決定の責任者にプロジェクトに関わっていただくことが非常に望ましいと考えております。
デザインを委託するメリット
デザイン会社が提供できる価値は多岐にわたります。色や形を決める背景には、ものづくり活動、企業活動全体を俯瞰した広い視野が必要だからです。
ご提案できるのは製品デザインに限りません。「意匠性(デザイン性)の高い商品をつくりたい」「社内では出てこない斬新な商品アイディアがほしい」といったことだけでなく、「説得力のあるデザイン提案がしたい」「特殊素材、加工の新たな用途をさがしている」「新しい分野の商品を開発したいが経験がない」といった課題にもお応えするご用意があります。
ぜひお気軽にご相談ください。
作業フロー
初回ミーティング
お客様のご依頼内容をヒヤリングいたします。お客様の状況にあわせて柔軟に対応し、無駄なく、最良のご提案をするため、弊社ではご依頼のその背景にある課題意識、問題意識まで丁寧にヒヤリングいたします。全体のフローの中でもっとも重要な工程です。
- お見積書
- スケジュール(作業計画書)
市場調査、分析
まず市場の調査やその傾向を分析するところからサポートいたします。この工程により新商品ヒットの確度を高めます。
- 調査資料
デザインコンセプト立案、企画提案
具体的なデザイン作業に入る前にしっかりビジョンを定めることが重要です。市場調査、分析をベースに新しい視点を見出し、説得力のあるコンセプトをご提案します。
- コンセプトシート
- 企画提案書
基本デザイン
コンセプトに基づいてアイディア展開を行います。アイディアの数、デザイン精緻化のための検討回数は案件によって様々です。また、必要に応じて形状確認のためのモックアップを製作いたします。
- アイディアスケッチ
- 検討試作(ラフモデル)
- CMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)
- グラフィック
実施デザイン
基本デザインの工程で決定されたデザインの細部を検討し、レンダリング、試作品にて最終デザインを確認します。3D CADはライノセラスを導入し、設計CADでは困難な質の高いデザインデータをご提供します。さらに機構設計まで含めた設計データまでをサポート可能です。
- レンダリング(完成イメージ)
- 検討試作(ハードモデル)
- 機構設計
- デザイン仕様書
- 版下
デザイン監修
生産に移行する段階で必要になる細部の変更などについて、当初のビジョンが維持できるように監修します。
- デザイン指示書
販促デザイン
製品デザインに限らず、総合的にデザインをご提案することができます。販売時までを商品の企画段階から想定してデザイン開発を行うことでいっそう魅力的な商品開発が実現します。
- ネーミング
- キャッチコピー
- キービジュアル
- 製品撮影
- パッケージ
- カタログ
- POP
- 売場計画
- 展示会ブース
- 営業資料
より良いパートナーシップのために
顧問契約(期間契約)
製品開発は長期にわたり、非常に流動的であることがほとんどです。
途中で仕様変更があればデザインの修正にともなう追加費用が発生し、当初の想定以上の費用がかかるケースもあります。
何より費用の問題で最終的に満足のいくデザインに仕上がらないことがあれば非常に残念です。
さらに、多数案件のご依頼で金額的に稟議が通らない、急ぎのご依頼でお見積り~注文書の発行に時間的コストがかさむといった問題もあります。
弊社は上記の理由から、費用的見通しが立ちやすく、よりスムーズで小回りの利くサービスがご提供できる契約として、顧問契約(期間契約)をお勧めしております。